HSPな私のブログ

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2023.08.28   HSPな私のブログ

相手に合わせすぎるHSP

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日も朝から阿蘇山のエネルギーをいただき、熊本県に暮らせていることに幸せを感じます。感謝です。

昨日はクライアントさんとのセッションでした。「相手のことを優先しすぎる」という悩みから、色々な視点でセッションをさせていただきました。

HSPさんによくある「相手のことを優先しすぎて苦しくなる」つまり、「相手に合わせすぎて苦しくなる」という悩みについて、1つの視点からお話しします。ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、腑に落ちる方は採用してください。

私は、中学生の頃、人に合わせることが得意でした。「八方美人」と呼ばれ、褒め言葉だと思って喜んでいました笑。その頃は、合わせたくて合わせていたので、合わせすぎても苦しくありませんでした。それより、色んな人と気軽に話ができることの方が楽しかったのです。高校生になり、今度は人に合わせることができなくなりました。集団に入るのが嫌で、ほぼ一人で行動していました。思ったことを言ったお陰で、いじめに合ったりしました。でも、気楽でした。

つまり何が言いたいかというと、自分がやりたくてやっていることに苦しさはないということです。
苦しいのは、やりたくないことをやらされていると思っているからです。

例えば、相手がラーメンを食べたい。というと一緒にラーメンを食べ。カレーを食べたい。というと一緒にカレーを食べる。この、相手に合わせた状態のとき「自分もラーメンやカレーが好き」な場合と、「今食べたいのはハンバーグ」だった場合、感じ方の違いがわかるでしょうか。
前者は、私も好きだから合わせて一緒に食べよう。後者は、それ食べたくないけど、何か言われるのが嫌だから合わせて食べとこう。という感じだと思います。どちらも相手に合わせています。しかし、悩みになるのは、後者ではありませんか?と、いうことは、合わせすぎること自体が悩みではなく、自分の言いたいことが言えないことが悩みだったりします。勇気を出して「今日はハンバーグが食べたい」と言ってみるのもいいかもしれないですが、それができないという方に、ちょっと視点を変えて見てみましょう。

陰陽の法則(宇宙の万物はすべて陰と陽の2つのエネルギーによって構成されているという東洋思想の根幹)では、デメリット(陰)メリット(陽)が必ずセットで存在するとされています。悩みになるとき、それはその出来事のデメリットである部分しか見えていない状態です。自分の言いたいことが言えないことがデメリットであり苦しかったとすれば、相手に合わすことのメリットとは何でしょうか?
相手に反対されたり、否定されない。相手に好かれる。考えなくて済む。リスクが少ない。など、色んなメリットが出てきます。だからあなたは言いたいことを言えないのではなく、メリットありから言わなかったのです。

また、言えなくて苦しいと感じるからこそ、言えた時に楽しいと感じることができるのです。苦しみが大きいほど楽しみも増します。「今食べたいのはハンバーグ」と言えたときの喜びも大きくなります。これは大きなメリットです。

「言いたいことが言えない」メリットが分かれば、「言いたいことを言わない」自分であったことに気づきます。すると、自分に力(エネルギー)が湧いてきます。それは、自分で決めているという自信につながるからです。「〇〇だからできない」のではなく「〇〇はやらない」。自分は〇〇する。やりたいからやる。といった毎日の決断が自分の自信につながります。

とはいえ、HSPさんの気質上、相手の気持ちが敏感にわかるがゆえに相手を優先することが多いかもしれません。ところでそれは、誰が決めているのでしょうか。自分自身ではないでしょうか。自分が決めている。そう思うだけで力が溢れ、現実が違って見えてきます。

いかがでしょうか。悩みがあるから同時に解決もある。あなたの悩みは解決したでしょうか。
少しでもお役に立っていれば嬉しいです。

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